復興記念館収蔵品データベース

Great Kanto Earthquake Memorial Museum Database

帝都復興展覧会出品模型 第二号幹線九段坂付近
(靖国神社前)

展示場所 記念館 2
種別 1.震災
整理番号 16-00181
分類項目 16.記録資料② 記録作品(絵画・彫刻・文集・写真など)
寸法(mm)
数量 1
重量(g)
年代 1929年
キャプション 幹線第二号(第二十・二十一号)・九段坂(三十九米部分)街路模型です。内務省復興局道路課の制作した「九段坂街路模型」(幹線第二一二十・二十一号(部分):大正通り、のち靖国通り/二十一号:青葉通り)中、九段坂付近の街路断面模型です。
復興事業の街路計画中、幹線第二号は、市谷・九段―亀戸間の、旧市街地の東西を貴通する幹線街路として位置づけられました。
模型は、九段坂(千代田区)の広幅員部分を切り取ったイメージ模型で、震災前、急であった坂の勾配を造成によって緩くし、濠端を別軌道・隧道で通っていた市電を広幅員街路の中心に据え付け、濠の法面は緑ですがすがしく整えるという整備計画です。
地下には、当時としては画期的な「共同溝」が北側に埋設され、その仕組みが分かりやすいよう「→」で導き、共同溝を拡大した模式模型を示す仕組みになっています。
帝都復興展覧会出品模型 第二号幹線九段坂付近<br />
(靖国神社前)
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