復興記念館収蔵品データベース

Great Kanto Earthquake Memorial Museum Database

酒匂川上空の飛行機

展示場所 記念館 2
種別 1.震災
整理番号 16-00108
分類項目 16.記録資料② 記録作品(絵画・彫刻・文集・写真など)
寸法(mm)
数量 1
重量(g)
年代
キャプション 震災後、各地との連絡通信や災害状況の把握に多くの飛行機が活躍しました。震災後最初に飛んだのは、日光田母澤へ天皇の安否を確認に向った飛行機といいます。その他東京、横浜、相模平野の偵察や宣伝にも多くが従事し、9月9日までに所沢航空学校飛行隊だけで飛行回数201回、飛行時間253時間に及びました。

作者の徳永柳洲は1871(明治4)年岡山県和気郡藤野村(現和気町)にて出生しました。1898年「萬朝報」(黒岩涙香社主の新聞社)に入社、画報部主任として活躍しました。1911年パリなどヨーロッパに留学、帰国後文展に入選し、「光風会」同人となりました。 1923(大正12)年、関東大震災直後の惨禍を門人達とスケッチしてまわり、その作品を制作して全国を巡回し、展覧会を開催すると共に、震災復興基金を募るなどの活動をしました。 晩年は富山に転居し、立山や黒部渓谷を描き、日本画と洋画を融合させた新しい絵画を目指しました。1936(昭和11)年65歳で逝去しました。
酒匂川上空の飛行機
復興記念館収蔵品データベース利用上の留意点
  • 当サイトに表示されている文書・画像等のファイル及び内容に関する権利は、復興記念館に帰属いたします。
    また、一部の著作権は、原作者が所有しております。
  • 当サイトに表示されている文書・画像等の無断使用・転載につきましてかたく禁止致します。