復興記念館収蔵品データベース
Great Kanto Earthquake Memorial Museum Database当夜の永代橋
展示場所 | 記念館 2 |
種別 | 1.震災 |
整理番号 | 16-00098 |
分類項目 | 16.記録資料② 記録作品(絵画・彫刻・文集・写真など) |
寸法(mm) | - |
数量 | 1 |
重量(g) | - |
年代 | |
キャプション | 深川は午後3時頃から火の海でした。永代橋を渡って日本橋方面に避難しようとした人々の前に対岸からも猛火がおしよせ、焼け落ちる永代橋とともに、身動きもとれない橋上の人々は川に落ちてその多くがなくなりました。 作者の徳永柳洲は1871(明治4)年岡山県和気郡藤野村(現和気町)にて出生しました。1898年「萬朝報」(黒岩涙香社主の新聞社)に入社、画報部主任として活躍しました。1911年パリなどヨーロッパに留学、帰国後文展に入選し、「光風会」同人となりました。 1923(大正12)年、関東大震災直後の惨禍を門人達とスケッチしてまわり、その作品を制作して全国を巡回し、展覧会を開催すると共に、震災復興基金を募るなどの活動をしました。 晩年は富山に転居し、立山や黒部渓谷を描き、日本画と洋画を融合させた新しい絵画を目指しました。1936(昭和11)年65歳で逝去しました。 |