復興記念館収蔵品データベース
Great Kanto Earthquake Memorial Museum Database上野池の端病院御慰問の皇后陛下
展示場所 | 記念館 2 |
種別 | 1.震災 |
整理番号 | 16-00096 |
分類項目 | 16.記録資料② 記録作品(絵画・彫刻・文集・写真など) |
寸法(mm) | - |
数量 | 1 |
重量(g) | - |
年代 | |
キャプション | 9月29日に日光から還啓した貞明皇后は、宮城に直行する前に各地の病院を視察しました。皇后は、罹災者、なかでも小児科、産科、婦人科の患者の治療・療養に心を痛められました。 作者の徳永柳洲は1871(明治4)年岡山県和気郡藤野村(現和気町)にて出生しました。1898年「萬朝報」(黒岩涙香社主の新聞社)に入社、画報部主任として活躍しました。1911年パリなどヨーロッパに留学、帰国後文展に入選し、「光風会」同人となりました。 1923(大正12)年、関東大震災直後の惨禍を門人達とスケッチしてまわり、その作品を制作して全国を巡回し、展覧会を開催すると共に、震災復興基金を募るなどの活動をしました。晩年は富山に転居し、立山や黒部渓谷を描き、日本画と洋画を融合させた新しい絵画を目指しました。1936(昭和11)年65歳で逝去しました。 |